★三国志妄想伝★

★関平＆五右ェ門１（２本）★

　　文武両道

関平「何をお読みになられているのですか？」
五右ェ門「なに、『春秋』を少しな…」
関平「あぁ、やはり五右ェ門殿は文武に優れた真の武人です。拙者は書に疎く…いつも父上や、兄に怒られておりました」
五右ェ門「ほぅ、兄もおられるのか」
関平「はい…関羽様の養子なる前に…自慢の兄でした。武芸ばかりの拙者と違い、よく書を読み儒学に通じておりました。今はきっと家を継いで、父に…私を育ててくれた父に孝行しているはずです」
五右ェ門「立派な兄上なのだな。その子を育てた父君も、さぞ素晴らしい人物なのだろう」
関平「はい！拙者には、自慢の父が二人おります！！」
五右ェ門「…おぬしも立派だ」
関平「いえ、そんな…！」
五右ェ門「いや、立派だ」
関平「……あの、五右ェ門殿！！」
五右ェ門「何だ？」
関平「五右ェ門殿のことを…あっ、兄上とお呼びしても宜しいですか！？」
五右ェ門「は…？（汗）」

さすがに天下無双の剣豪・五右ェ門は大人気ですね
もし本当に関平ちゃんが義弟になったら、間接的に関羽が五右ェ門の義父になるってことか？
兄上と呼ばれて困惑している五右ェ門も見てみたいが（笑）

　　義兄

関平「兄上！お早うございます！！」
ルパン「へ？兄上？」
五右ェ門「…関平…あれほど拙者を、兄と呼ぶのは止めろと…（汗）」
関平「お早うございます、軍師殿！！」
ルパン「あ、あぁ…今、五右ェ門殿を兄上と…？」
関平「はい！拙者も武勇だけでなく、書を勉強して五右ェ門殿のような一人前の男になりたいと思います！！」
ルパン「いやはや、関平殿は勉強熱心ですな。しかし一人前の男になるには、もっと女の勉強をしないといけませんな（笑顔）」
関平「お、女の勉強…？？？」
五右ェ門「待て、関平に何を教える気だ？（殺気）」
ルパン「五右ェ門殿も学びますか？そちらのほうは五右ェ門殿も勉強不足ですからｖ（笑顔）」
五右ェ門「！！？」　Σ(￣△￣;)