★劉備&五右ェ門3(5本)★
武士の恥
通い続けて三日目にして、ようやく五右ェ門と同衾することになった劉備様
劉備「五右ェ門殿…」
五右ェ門「はっ…はい!?(思わず裏声)」
劉備「寝ないのか?」←すでに寝台の上
五右ェ門「はっ…!玄徳殿がお休みになられるのであれば…拙者が、見張りを…(焦)」←戸の前で見張る
劉備「そのような事はせずとも良い」
五右ェ門「しかし敵が来た時のために」
劉備「私がここ(五右ェ門の部屋)にいる事など誰も知らぬ」
五右ェ門「は…!?(汗)」
劉備「それに人が来れば私も気付く。もっとも、そなたが私を暗殺しようとすれば為す術はないが(笑)」
五右ェ門「そのような事は決して…!!」
劉備「ならば来てくれ。共に寝よう(笑顔)」
五右ェ門「………!!(滝汗)」 ( ̄△ ̄;)
劉備に笑顔でジワジワと追い込まれていく五右ェ門(笑)
据え膳食わぬは武士の恥だぞ、五右ェ門!!!(何)
寝台の上から兄者に「来てくれ」とか言われたら、いくしかないだろう!!!(いかないで下さい)
石川五右ェ門、参る!!(待て)
風習
結局、断り切れずに共に寝ることになった五右ェ門
劉備さんはワクワクですが、五右ェ門はドキドキです(笑)
一応言っておくと、三国志時代の中国では男同士だろうと親しければ同じ寝台で寝たらしい(ネタ的においしい風習)
劉備さんも義弟や軍師と寝起きを共にしてたらしいから、誰かと一緒じゃないと寝れないぐらいで良いと思う(どんな設定)
劉備「さぁ、遠慮は要らぬ(笑顔)」
五右ェ門「はっ…し、失礼致す…(汗)」
劉備「そんなに硬くなるな(笑)」
五右ェ門「は、はい…」
劉備「初めてか?」
五右ェ門「はっ…はい!!?(汗)」
劉備「あまり共寝をしたことがないようだが」
五右ェ門「に、日本にはあまり…そのような風習は…ありませんので…」
劉備「そうなのか?では夫婦でも寝所は別なのか?」
五右ェ門「いえ、日本でも夫婦は共に…」
劉備「ほぅ」
五右ェ門「…ただ、その…あまり、男同士でこのような事は…致しません…」
劉備「互いに仲が良くてもか?」
五右ェ門「はい」
劉備「兄弟同然の仲であっても?」
五右ェ門「はい」
劉備「ではルパンと寝たことはないのか?」
『ドスン!!』←寝台から五右ェ門落下(笑)
劉備「だ、大丈夫か!?」
五右ェ門「は、はい…何とか…(汗)」
ルパンの仲間なら、それぐらいしていると思っていたらしい(笑)
そういう意味でなくとも何故か焦ってしまう五右ェ門ちゃんv(基本的に五ル)
劉備さんは皆で雑魚寝とか大好きですが、もう少し威厳を持って下さいと軍師(徐庶)に言われたため部下と共寝をすることを控えてます
そのため劉備さんのターゲットはもっぱら軍師か五右ェ門です
あくまでアットホームに攻める仁君
絆
五右ェ門が寝台から転げ落ちた時、反射的に受け身を取ったものの、運悪く傍にあった棚に思いっきり後頭部を強打したらしい(笑)
劉備「随分な落ち方だったが、怪我はないか?」
五右ェ門「はっ…」
劉備「頭を打ったか。どれ、見せてみよ」
五右ェ門「い、いえ!これしきのこと何とも…!!」
劉備「撫でれば少しは痛みも薄れる。いいからじっとしておるのだ」
五右ェ門「いや、あの…玄徳殿……そこまでして頂かなくても…(汗)」
劉備「遠慮致すな。私はそなたとの絆を深めたいのだ(笑顔)」
五右ェ門(これは…な、何かしないとダメなのか…!?) ( ̄△ ̄;)
しちゃダメだ、五右ェ門!!!(何)
そういう意味で劉備さんは言ってるんじゃない!!
基本的に「五ル」が前提なので五右ェ門は「何かされる側」ではなく「何かする側」らしい
さすが日本男児だぜ、五右ェ門!!
だからと言って皇叔様を抱くなよ、五右ェ門!!
「劉五」から、まさかの「五劉」に!!?(どんでん返し)
「五ル」ではなく「五リュー」(予期せぬ展開)
黒髪
劉備「五右ェ門殿は何か集めているものはあるかのう」
五右ェ門「は…?いえ、あまり物欲はないもので…」
劉備「それは良いな。実は恥ずかしい話だが、私はかんざし集めが趣味でのう」
五右ェ門「かんざし…でござるか?」
劉備「うむ、妻に贈り物として買っていたら、すっかり私のほうが虜になってしまった。女物のかんざしは豪華で華美なものが主だが、飾りが少なく粋なものも多い。私はそういうもののほうが好きだな」
五右ェ門「はぁ…」
劉備「そなたの黒髪は、かんざしがよく映えるであろうな」
五右ェ門「そ、そうですか…?」
劉備「うむ、きっと似合うぞ!試してみよう!」
五右ェ門「え゛…!?(汗)」
劉備さんの趣味が「かんざし集め」だと言うのは何かで読んだネタだが、
それが三国志の本だったか、それとも同人サイトの小説ネタだったのか記憶が曖昧です
確か本だった気がするんだが…北方三国志だったかな…?
北方は張飛が可愛かったのと、兄者が男らしかったのと、呂布と赤兎の関係に感動したのは覚えている
基本的に一回読んだ本は二度と読まないからな…
同じ三国志でも設定や解釈が微妙に違うからややこしい
違うから面白いとも言えるが
かんざし

劉備「かんざしはこれでどうだ?似合うと思うが」
五右ェ門「いや…あの、玄徳殿…このような事は他の者になされたほうが…(汗)」
劉備「前に徐庶にしようとしたら、あやつはかなりのくせっ毛でのう。髪をまとめるだけでも一苦労だった(笑)」
五右ェ門(徐庶もされたのか…) ( ̄△ ̄;)
劉備「それに比べてそなたの髪は柔らかいな。結い易くて良い」
五右ェ門「髪を結うなど本来、下女がすることです。玄徳殿がなさる事では…」
劉備「構わぬ。戦場では互いに結い合うこともある。私も昔はよく結われたものだ…」
五右ェ門「玄徳、殿…?」
劉備「髪を結う時は様々な想いを込める。そしてそれが髪と共に解けぬ事を祈るのだ」
五右ェ門「………」
劉備「……私がかんざしに執着するのは、そのせいかもしれぬな…」
徐庶「五右ェ門殿?その頭は如何なされた?(笑)」
五右ェ門「聞くな…」 ( ̄△ ̄;) ←気付いたらみつ編みにされてた
結局されるがままだった五右ェ門
気付いたらかんざし関係なく、みつ編みを編まれてました(笑)
きっとムシロ売りの血が騒いだんでしょうな
なんか切ない感じになりそうだったので無理やり落とす方向で