★三国志妄想伝★
★劉備&五右ェ門4(5本)★
  水魚の二択

共寝しますか?

護衛しますか?

それとも護衛しながら共寝しますか?



あれ?三択になってる(笑)
客将なのに劉備の護衛を務める五右ェ門
実力的には彼以上の護衛はいませんな

このまま共寝の習慣が身に付いて、ルパンのところに戻った時に普通にルパンのベッドで寝てればいいよ(笑)
そんで今度はルパンがアタフタしてりゃいい(もちろん次元もびっくり)
まぁ中国式の共寝だと隣り合わせで寝る訳ではないがな
てか徐庶と知り合って旅をしていた時は、普通に野宿して一緒に寝てたのにな
やはり同じ寝台だと焦るのか?(そりゃ焦るだろう)


劉備「すっかり夜も更けたな。そろそろ寝るとするか、五右ェ門殿」
五右ェ門「いえ、あの…やはり同じ寝台で寝るというのは、人の道に反するというか…礼節に欠けるかと…(焦)」
劉備「では共に床で寝るか?(笑)昔は寝台もなく、よく床で雑魚寝をしておった。懐かしい思い出だ」
五右ェ門「…雑魚寝でしたら、もっと人数の多いほうが…その、例えば…徐庶も呼んで頂けると…」←二人きりの空間がダメらしい
劉備「成る程、徐庶か」
五右ェ門「はい、出来れば徐庶も一緒に…!!」
劉備「五右ェ門殿」
五右ェ門「は?」
劉備「私はそなたと二人きりが良いのだ」
五右ェ門(えぇ――!!?) Σ( ̄□ ̄;)

劉備さんの発言に他意はない(何)
ホントは徐庶とも寝たいんです(アットホーム劉備)
劉備さんは五右ェ門が来る前は、ずっと徐庶と一緒に寝ていたが、「主君としてもっと威厳を」と言われて共寝を禁止されてしまったので、徐庶と寝るのは遠慮してます
ちなみに徐庶は独りで寝るほうが好きなので、劉備が五右ェ門と共寝しているほうが、内心有り難いと思ってます
共寝で劉備との絆が深まれば言うことはなし
五右ェ門と一緒なら護衛にもなるし
五右ェ門が劉備を裏切ることがないことは、共に旅をしていた仲なので熟知している
五右ェ門が頼まれたら断れない性格なのも熟知

やはり完全に徐庶に謀られてますな(笑)
だが五右ェ門はルパンにも謀られてます






  伏兵 (曹操+五右ェ門+夏侯惇)
どうでもいいが「相互リンク」という文字を見て、「曹五リンク」という字面を思い浮かべてしまった
ここに来てまさかの「曹→五」(思わぬ伏兵)
五右ェ門を「趙雲」とするなら、かなり有り得る展開なんですがリンクしちゃっていいんですか(何)
きっと「長坂」で大軍を率いてやって来た曹操に見初められるんだ(横光参照)

敵陣に取り残された劉備の妻子を救うため単騎突入した五右ェ門
だが負傷した奥方は子供を五右ェ門に託し、自らは井戸に身を投げる
五右ェ門は劉備の子供を懐に抱き、百万の曹操軍の中を単騎で駆け抜ける
その鬼神の如き動きを高台から見ていた曹操の第一声


「欲しい!!!」


優秀な人材に目がない曹操は一目見るなり五右ェ門を気に入る
それを知らずに赤子を抱えて曹操軍の囲みを突破しようとする五右ェ門
曹操が兵に指示を出す

曹操「あの者を生け捕りにせよ!!」
夏侯惇「何!!?おい、孟徳!いきなり何を…」
曹操「ただしあの者に傷一つ付けてはならぬ!!槍も弓も使わず生け捕れ!!」
兵士全員(そんな無茶な!!!) Σ( ̄□ ̄;)

たとえ武器を使ったとしても、五右ェ門を生け捕りになど出来る訳がない(笑)
どうにか曹操軍を突破し、赤子を無事に届けた五右ェ門は、
「後継ぎより、そなたのような類い稀なる武将のほうが私にとっては大切だ」という劉備の言葉に感動しているはず
しかし危うく「五右ェ門は劉備との子供を…」と書きかけた(おい)
裏世界の情報にも詳しい曹操は当然ながらルパンだけでなく、五右ェ門のことも知っている

「あやつが石川五右ェ門…話には聞いていたが、よもやこれ程の男とは…」
「劉備め…死の淵で鬼神を抱き込んだか…」

余談ですが、五右ェ門と劉備まだ同衾はして…ないと思います(多分)
さすがに長坂まで来ると可能性は否定出来ない(何)






  天意上等 (劉五?ル劉?)
「私は盗人を助けたのだ。天に罰せられるであろう」
劉備の言葉に徐庶が反論する
「殿…!そんな事は…!!殿は盗人だと知らず、怪我をしていた者を助けられたのです!それは殿の仁の心が行ったことであり、何故それを天が罰する事がありましょう…!!」
「罪人を助けた者は、罪を同じくするものだ」
すべてを悟ったように劉備は淡く微笑んだ

二人の会話を聞いていた五右ェ門はおもむろに傍らに置いていた斬鉄剣を手に取り、劉備に向かって構えた
「ご安心なされよ。玄徳殿が救われたのは罪人といえども、拙者にとっては何よりも大切な仲間…その恩に報いる為に玄徳殿に降り懸かる難は、拙者がこの剣で、ことごとく斬り捨ててご覧にいれよう」
わずかに殺気をはらんだ言葉を、劉備は微笑をたたえたまま受ける

「五右ェ門殿…お気持ちは有り難いが、私は天に逆らう気はない。天が私を裁くのであれば、喜んでそれに従うつもりだ」
その言葉に五右ェ門は口を閉ざした


劉備の言葉に偽りはない

自ら天に裁かれることを望んでいるのだ



だが…

どんなに劉備が望んだとしても、それを許さぬ者がいる


五右ェ門はルパンが去った南の空を見据えた






  側室候補?
ルパン「ようやく我が軍も拠点を得ましたが、如何でしょう?この機会に側室をお持ちになられては…」
劉備「側室を?」
五右ェ門「軍師殿!何をいきなり…!!(焦)」
ルパン「おや?どうしました、五右ェ門殿?」
五右ェ門「玄徳殿にはすでに奥方がおられるのに側室など…!!」
ルパン「この国では、一国の主たる者が側室も持たぬほうが不自然です。かの曹操は200人の佳人を囲っているそうです」
五右ェ門「200人…」 ( ̄△ ̄;)
ルパン「まして劉備殿にはまだ後継ぎがおりません。側室を持つのは子孫繁栄のためにも…」
劉備「軍師殿、気持ちは分かるが今の私にはそういう事を考える程の余裕はないのだ」
ルパン「しかし、それでは夜がお寂しいでしょう?」
劉備「いや、五右ェ門殿がいるから大丈夫だ(笑)」
五右ェ門「!!?(汗)」
ルパン「そうですか…それはそれは、何とも羨ましいことですな…(殺気)」
五右ェ門「ぐ、軍師殿…!!」 ( ̄△ ̄;)


劉備さんの発言に深い意味はない






  仕込み刀
劉備と五右ェ門の出会い

劉備「この者は…」
徐庶「私の旧友で、石川五右ェ門殿…あの男の仲間です」
劉備「あの男の…」
徐庶「殿、あの男は?」
劉備「去った」
徐庶「ど、どこへ?」
劉備「分からぬ」
徐庶「えっ…」
五右ェ門「………」



徐庶「殿…!何故、五右ェ門殿を会わせぬのですか!?」
劉備「のぅ、徐庶…」
徐庶「は、」
劉備「お前はこの男が何者か知っておるのだな」
徐庶「……は、申し訳ありません…!!」
劉備「素性を隠さねばならぬ者か」
徐庶「それは…」
劉備「では仲間割れということもあろう」
徐庶「そのような事は…五右ェ門殿は本当に…」
劉備「あの杖は仕込みであろう」
徐庶「あれは斬鉄剣と言って五右ェ門殿の愛刀…いえ!だからと言って、五右ェ門殿は決して仲間を斬るような御仁ではありません!!あの男の刀傷は、おそらく別の者によって…」
劉備「とにかく会わせる訳にはいかぬ。本当に仲間であるなら、いずれこの男の口からその名が出よう」
徐庶「殿…」


刀傷を負った怪我人を、刀を持った武人が捜してたら怪しいよね(笑)