★三国志妄想伝★
★曹操&次元2★
  氷炎 (※要注意すぎる曹次)
前に書いたネタで「曹操が次元の手を取って、自分の指を絡めてきそうだ」みたいなことを言った気がする
なので書いてみたが、予想以上に危なくなったので要注意

※曹操様が次元に何をしててもいいという猛者のみ、ご覧下さい
ホントに微妙にエロいですぜ!!なんせ丞相ですから!!(危険な香り)
横光と吉川の曹操はやばいです!!













捕えた手を愛しそうに撫で摩りながら、ゆるゆると巧みに、その白い指を絡めてくる
細い指が、武骨な指の間に差し込まれる度に、
ぞくり、と背が震える

「さぞ多くの者を、撃ち殺してきたのだろうな」

やけに落ち着いた低い声
口元に笑みを作り、こちらを見据えた眼に宿る光りが、まるで炎のように妖しく揺らいでいる

その眼を避けるように顔を逸らす
わずかだが、額に汗がにじんだ
酒宴に出る前に取り上げられた銃があればと、密かに歯噛みする

一体何が目的だ?

相手の真意を図る間もなく、
ぬるりとした感触を指先に感じて視線を戻す


曹操が次元の人差し指を口に含み、食むように舐めている


驚きの余り、拒絶の言葉も批難の言葉も出て来ない
手を振り払い、押し退けようにも、何かに捕らえられたように身体が動かない
息も出来ない程に思考を奪われているのに、耳だけが鋭敏で、
指先を舐める音が酷く淫靡に響く


曹操は構わずに行為を続ける
柔らかく食んでいた指に歯を立てると、次元が短く鋭い息を吐いた
その様子を楽しむかのように眼を細め、口の端を上げると、先程噛んだところに濡れた舌を這わせる
次元はさしたる抵抗もせずに、茫然と自分の指先を見つめている


絡み付いている青白い手は、

氷のように冷たいのに、



僅かに伏せられた漆黒の眼と、

湿った口内から差し出される赤い舌先は、

炎のように熱い







これぐらいで終わりにしとけ…!!
曹操様がこんな感じなのは、確実に吉川のおかげです
「次元ちゃん、頑張れ」としか言えない…!!
指を舐められるだけで終わればいいね…!!(もちろん次回への前フリではない!)
というか早く逃げろ、次元!!!(曹操様は短気)

いつもは台詞だけの会話コントですが、
逆に台詞をなくすとこんな感じになりますよ、という見本