★三国志妄想伝★
★軍師&劉備1(5本)★
  偽りの天才軍師

自称・天才軍師の臥龍さん(自称!?)
天才であることは偽りではないけれど、存在そのものが偽りです

徐庶が曹操の策略に嵌り劉備軍を離れた後で、
「徐庶殿から劉備殿に仕えるよう頼まれましたv(笑顔)」と言って登場する偽りの天才軍師「臥龍」(※ルパンの変装)
変装時は劉備の呼び方が「皇叔様」から「劉備殿」に変化(笑)
(劉備を利用するために?)わざわざ徐庶の代わりに軍師として参戦しますが、
どう見ても変装が雑すぎて五右ェ門はハラハラドキドキしてればいいと思います
白い羽扇を片手に忠義面して劉備に仕えてます(※ビームは出せません)

そして次元は「ホウ統」として同じく劉備軍の軍師に
余談だが「ホウ統」の字は「士元」
これを利用しない手はない(何)


徐庶がいなくなり、曹操軍に囲まれ窮地に陥った劉備軍を救った彼ですが、
クシャミをしたりすると付けヒゲが取れるので五右ェ門は気が気じゃありません(笑)
ヒゲ好きな劉備のために付けヒゲで参戦
おそらく実際にヒゲを生やしても上手く揃わなかったと予想
ルパンって「脱獄」の時にヒゲがもじゃもじゃになってたので、実際に生やしたらこんなヒゲにはならないはず

妄想伝を全部読んでないと、ここだけみてもかなり意味不明だ
いや妄想伝を読んでても、三国志を知らないと完全に理解不能だ(マニアネタ上等)


しかしさらにマニアネタを言うなら…
この軍師の進言により蜀の地を得るために動き出した劉備
しかし劉備に従って共に蜀に兵を進めていた五右ェ門が、劉備と乗り馬を交換したことにより、敵方に劉備だと間違われ不意を突かれて負傷する
五右ェ門が負傷したという知らせはすぐに荊州の守りについていた軍師と次元の元に届く
かくして五右ェ門と入れ替わりに軍師が劉備の元に行き、荊州で養生を余儀なくされた五右ェ門は、
ルパンの変装がバレるのではないかと悩まされることになる(そして神経性胃炎を発症)






  流転の歴史
(ちなみにルパンの流転の歴史は以下の通り)

入国

夏侯惇によりバッサリ

劉備に助けられる

劉備の元を離れる

各地を放浪

曹操の客将となる

ルパン(曹操軍)vs五右ェ門(劉備軍)

徐庶が曹操の元へ

代わりに変装して劉備の元へ

次元は今回ずっとルパンに付きっ切りですが(曹操軍にいた時も)
劉備の元にいってからは荊州の守りを任せられることになります
やはり変装の技術的に劉備にバレる危険性があるという危惧からだが、
付けヒゲの軍師よりはまだマシだと思います(禁句)
でもルパンならきっと見た目よりも演技力でごまかせる
正直この軍師ヒゲのルパンが個人的にかなりツボだったという話
予想外に似合ってました(←笑いを堪えつつ)

付けヒゲよりもみあげを何とかするべきだと思うが
「馬鹿めが!!」の軍師の頭巾を借りた方がいいと思う
あれならもみあげも隠せるだろう






  臥龍
ルパン「これは劉備殿、お目にかかれて光栄に存じます。これまで小生は仕える主君もなく、草庵にて晴耕雨読の日々を送っておりましたが、この度は竹馬の友である徐庶殿から劉備殿に仕えるよう頼まれまして、馳せ参じた次第にございます。微弱ながら劉備殿のために尽力致しましょうv(爽やかな笑顔)」
劉備「おぉっ!それは有り難い!!しかし…そなたは、どこかでお会い気がするが…?」
ルパン「はははっ!いえ、実は呉国で我が兄が働いております。その兄と私は瓜二つ!劉備殿がお会いしたことがあると申されるは、おそらくその兄のことでしょう(有無を言わさぬ素敵な笑顔)」
劉備「そうか…ではどこかの戦の折に、使者として会っているのかもしれんな…しかし兄君が呉に仕えているというのに、何故そなたは呉に仕えぬのだ?」
ルパン「仕える気になりませぬ故」
劉備「呉侯は上に立つ器ではないと?」
ルパン「いえ、主君としての才は十分にあるかと」
劉備「では何故か」
ルパン「呉侯が曹操を攻め滅ぼし、天下を取っても乱世は続きます」
劉備「曹操を討ってもか?」
ルパン「呉侯は玉璽を持っております。曹操亡き後は、自らが帝位に就くつもりでしょう。呉侯が皇帝となられても、この国は治りませぬ」
劉備「では誰が帝位に就けば良いとお考えか」
ルパン「献帝自ら、世を治めるが一番かと」
劉備「…!!そなたは漢室復興を願うのか…!?」
ルパン「漢室の歴史が、すなわちこの国の歴史…帝を廃して、この国はありませぬ」
劉備「おぉ…!!よくぞ言ってくれた…!!漢室復興こそ我が望み!成すべき大義である!!」
ルパン「やはり徐庶殿の仰る通りのお方…劉備殿なら長年抱いて来た志を共にすることが出来ると思うておりました。どうかこの私を軍師として劉備軍の末席に加えて頂きたい。そして共に逆賊を討ち滅ぼしましょう!!」
劉備「なんと有り難い言葉…!!この乱世において…まだこのような人物がおられたとは…!!(感動中)どうぞこの玄徳に、先生のご尊名をお教え下され」
ルパン「先生などという身分ではありませぬ。また隠者としての暮らしも長く、お教えするような名前もとうに忘れてしまいました」
劉備「では何とお呼びすれば?」
ルパン「村人は皆、私を臥龍と呼びます」
劉備「では臥龍殿、これより我が軍師として私の力となって下され」
ルパン「えぇ、すべて私にお任せ下さい、劉備殿v(最高の笑顔)」
五右ェ門「………」←もはや何も言えない


勝手に兄を捏造したり
呉は劉備さんの義弟の仇討ちの相手だったり
妙に真面目に熱弁したり
色々ありすぎて聞いてる五右ェ門は何も言えません
爽やかな笑顔で嘘八百並べ立てて、劉備の弱点をついて見事に軍師として就任致しました
若干、五右ェ門はルパンの恐ろしさを感じてます(笑)
ちなみに「まだ世に出ていない逸材」のことを「臥龍」とか「鳳雛」と呼ぶとか何とか







  偽りの主従
劉備「まさに臥龍殿は万能の天才!曹操よりも優れた才の持ち主だな」
文官「しかしあの者は一見忠義面をしておりますが、腹の底で何を考えているか分かりませぬ…あまり重用なさいますな。軍事も内政もあの者に一任するなど危険です」
劉備「何故疑うのか。彼は徐庶の友であり、私の命の恩人とも言える。疑うなど無礼であろう」
文官「しかしあの者は野心を秘めた眼をしております。いつか謀反を企てるですょう」
劉備「人相だけで部下を選んでいては、誰もこの玄徳に従わぬ。もし彼が私を裏切るというのなら、自ら危険を侵してまで私を助けようとするであろうか」
文官「それも野心のための策略かもしれません」
劉備「野心の一つもなければ乱世は生きられぬ。名を成そうというのなら、それも良い。そのために私を利用しようと言うのならば、それも良い。彼のほうが主君の器だと言うのなら、私は喜んで彼に従おう。私はただ、漢室復興という大義が成せれば、それで良いのだ」
文官「そのようにお考えでしたか…ならばもはや何も申しませぬ。大義のために私も尽力致しましょう」
五右ェ門「………」 ( ̄△ ̄;)

突っ込むに突っ込めないジレンマ






  ル劉はミステリー
ルパン「何かご用でしょうか、劉備殿」
劉備「うむ、そなたに渡したい品があってな。軍師殿には多大な恩がある。これはほんの感謝の気持ちだ。受け取ってくれ」
ルパン「はっ、ではお気持ちだけ頂いておきます」
劉備「そのような遠慮はいらぬ。それとも気に入らぬか?受け取ってくれぬと私の立つ瀬がない」
ルパン「劉備殿のお気持ちだけで十分でございます。このような金銀財宝…その気になればいつでも盗め…」
五右ェ門「軍師殿ぉおお!!!」 Σ( ̄□ ̄;)

たまにボロが出る天才軍師
真面目に働いてお宝ゲットなんて冗談じゃない(笑)



劉備「う〜む、何としても受け取らぬ気か…では他に何か欲しいものはないのか?私はそなたのために何かしたいのだ。私に出来ることなら何でもしよう」
ルパン「そうですか?では劉備殿が欲し…」 ←※笑顔
五右ェ門「軍師殿!!(怒)」

わざとなのか何なのか分からん
ル劉はミステリーです