★三国志妄想伝★
★夏侯惇&ルパン5(5本)★
  絶対監視区域
ルパン「また来たのか、将軍」
夏侯惇「貴様の監視を任された。俺がいる以上はどこへも行けんぞ」
ルパン「別にどこにも行く気はないぜ。将軍のほうから来てくれっからな」
夏侯惇「…止めろ。まとわり付くな。今日は仕事だ」
ルパン「仕事熱心な奴は好きだぜ?やっぱり部下にしてぇ」
夏侯惇「戯れ事を」
ルパン「本気さ」
夏侯惇「また斬られたいのか?」
ルパン「命令がなければ俺は殺さないんだろ?」
夏侯惇「殺すな、という命令は受けてない」
ルパン「なるほど、つまり生かすも殺すも将軍次第って訳か」
夏侯惇「そうだ」
ルパン「殺されたくなければ言うことを聞けってか?」
夏侯惇「あぁ…」
ルパン「それで?…何をすればいい?何をして欲しいんだ?」
夏侯惇「おとなしくしてろ。仕事を増やすな」
ルパン「俺はいつだっておとなしくしてるぜ?俺を、散々鳴かせてるのは、将軍のほうだろ?」
夏侯惇「貴様が…!…貴様は、癪に障る…!!」
ルパン「ひっでぇなぁ…俺がこんなに将軍を慕ってるっつーのに…つれないお方!」
夏侯惇「貴様のその虚言も気に入らん!ヘドが出る!!」
ルパン「…言葉で分からねぇなら、身体で分からせてやるよ」
夏侯惇「止せ、仕事だと言っただろう」
ルパン「だから仕事さ。しっかり見てねぇと、すぐいなくなっちまうぜ?逃げられたくなかったら、ちゃんと繋いどかねぇと…」
夏侯惇「…ったく、厄介な仕事だ…」


「殺意vs殺意」が惇ルの基本






  武骨者
ルパン「ふあ〜ぁ…まぁったく、アンタと話してると疲れるぜ」
曹操「そうか?だが夏侯惇とは話が合うようだな」
ルパン「あ?」
曹操「あの武骨者と、どのような睦言を交わすのか教えてくれぬか?」
ルパン「何だ、知ってたのか」
曹操「わしが知らぬとでも思っていたのか?」
ルパン「そうねぇ…しかし俺の監視役にしては真面目過ぎねぇか?毎晩監視されちゃ、こっちの身が持たねぇぜ」
曹操「仕事熱心な男だからな」
ルパン「だが、何かにつけてアンタの名前を聞かされるのは勘弁ならねぇな。口を開けば孟徳孟徳ってよ。嫌になるぜ!」
曹操「あの男とは幼少からの付き合いだ。わしが挙兵してからは部下として従っておる。思えば長い付き合いよ」
ルパン「将軍のことは随分と信頼してるみてぇだな」
曹操「無論、あの男に裏切りなど有り得ぬ」
ルパン「なら一遍、抱かれてみたらどうだ?」
曹操「何?」
ルパン「そんなに惚れ込んでんなら一度くらい抱かれてみな」
曹操「わしが夏侯惇にだと?はははっ!それは面白い!」
ルパン「まぁ、俺ほどじゃあねぇが、あれでもけっこう良い腕してるぜ?」
曹操「成る程、余程奴に鳴かされたと見える。あの男にそのような才があろうとはな。悪名名高き大泥棒の嬌声とは如何なものか…夏侯惇を呼んで、聞かせて貰おう」


そんで面倒臭い展開になる






  噂の佳人
淵「…〜い!!お〜い!惇兄!!惇兄ってば!!」
惇「ん…?おぅ…どうした、淵?」
淵「どうしたじゃねぇよ!!何だよ、ボーッとして!!」
惇「あぁ、すまん…」
淵「何だよ、元気ねぇな…大丈夫かよ、惇兄…」
惇「心配するな!少し疲れてるだけだ」
淵「疲れてるって…」
惇「このところ寝る時間も少なかったからな」
淵「ふ〜ん…案外、惇兄も助平だな!」
惇「何?」
淵「戦もないのに寝不足なんておかしいぜ!どうせまた例の女のところに行ってたんだろ?(笑)」
惇「ち…違うぞ、淵!!俺は…!!(焦)」
淵「いいから、いいからvたまには惇兄だって、そういうの必要だもんな!!でも寝不足になるまで通い詰めるなんて、武人として失格だぜ?殿にバレたら怒られちまうぜ!(笑)」
惇「待て!お前の勘違いだ!!(汗)」
淵「大丈夫だって!誰にも言わないから安心してくれ!!」
惇「淵!!(焦)」

どうやらルパンを監視する仕事は極秘の任務らしい
そりゃまぁ、すでに国中に指名手配しているルパンを、曹操自らが匿ってる状況ですからね
ルパンが館から外出出来ないのも当然です


淵「それよりさ!弟として一応聞いときたいんだけど…美人か?」
惇「は?」
淵「その相手って、やっぱ美人なのか?(笑)」
惇「…いや、そうでもない…」
淵「へ?じゃあ、若いのか?」
惇「いや、多分…年上だろう」 ←惇兄29歳
淵「年上!?惇兄って、そういう趣味だったのか!?」
惇「馬鹿を言うな!!」
淵「じゃあ一体、何がそんなに良いんだ?」
惇「…いいからさっさと練兵場に行くぞ!!」
淵「あっ!ちょっ…惇兄!待ってくれよぉ〜!!怒ったのかぁ〜!?(焦)」
惇「怒ってなどおらぬから早く来い!(苦笑)」
淵「わぁ〜!待ってってば、とんにぃ〜!!(汗)」


何が良いって、そりゃあやっぱり…
身体の相性?(こら!)

夏侯淵は曹操軍の癒し系キャラ★
張飛のような「可愛い弟キャラ」ですよv
惇兄は仲間内ではとても優しいお方ですよ
関羽に対しても優しけりゃいいのに…(無理)






  
ルパン「ちょっくら出掛けてくるぜ!」
次元「おい、ルパン!まさかまた、あの男のところじゃないだろうな!?」
ルパン「心配すんなよ!今回は薬を用意してっからv」
次元「薬…?」 ( ̄△ ̄;)
ルパン「あれ以上、激しくされたらこっちの身が持たねぇもんな(笑)」
次元「は…?」

問・何の薬か?
1、媚薬
2、痺れ薬
3、バイア●ラ

痺れ薬で身体の自由を奪うくらいが調度良い(え?)






  匂い
夏侯惇「匂うな」
ルパン「何が?」
夏侯惇「香をたいたのか」
ルパン「ダメだったか?将軍が好きかと思ったんだが」
夏侯惇「俺にそんな雅な趣味はない」
ルパン「だがこの匂いは好きだろ?」
夏侯惇「あ?何を…」
ルパン「好きなはずだぜ?分かるだろう?丞相から貰ったんだ」
夏侯惇「ふんっ…どうせ盗んだんだろ」
ルパン「おいおい!いくら俺でも天下の宰相様から盗む訳ないでしょ?(笑)」
夏侯惇「貴様ならやりかねん」
ルパン「ふ〜ん…随分と俺を評価してくれちゃってるみたいね。初めて会った時はコソ泥呼ばわりしてたのに…」
夏侯惇「それは貴様が…!!」
ルパン「まぁ、そんな野暮な話は止めて、せっかく丞相から貰ったお香だ!なくなる前にじっくり楽しみましょv」
夏侯惇「楽しむだと?」
ルパン「そう!将軍が来るまでに、この服にも香りを染み込ませておいたんだvどぉ?良い匂いでしょv」
夏侯惇「俺は別に香など興味ない」
ルパン「そぉ?でもこれ、丞相と同じ匂いよ?丞相がいつもたいてるお気に入りのお香v」
夏侯惇「…貴様からはコソ泥に臭いしかせんわ」
ルパン「あっ、ひでぇなぁ!そこまで言う?」
夏侯惇「何をしようと罪人の臭いは消せんものだ」
ルパン「でも俺は将軍の匂いは好きだぜv」
夏侯惇「俺の匂い…?」
ルパン「何か…犬っぽい匂い?(笑)」
夏侯惇「!!?」 Σ( ̄△ ̄;)


多分、忠犬っぽい匂い(笑)
次元も同じ匂いがするはず