★三国志妄想伝★
★夏侯惇&ルパン7(5本)★
  情欲と殺意と策略
「将軍、早く…」
「ふんっ…貴様は、淫らな男だ」
蔑む言葉を吐きかけても、勝ち誇ったような笑みが返ってくる
「俺を淫らにさせてるのは、将軍だぜ?」

片頬を上げて笑うルパンの、首筋から鎖骨の辺りが微かに動く
そこに夏侯惇が刻み付けた傷痕がある
幾度となく夜を重ねながらも飽く事なく、こうして再びお前と交わっている俺も、同じく淫らな人間か…

舌戦では敵わぬと知り、夏侯惇はルパンの胸倉を掴んで乱暴に引き寄せると、喰らい付くように唇を重ねて口を塞いだ
――殺意と情欲が入り交じる瞬間
ルパンは目を細めると片頬を吊り上げた



どうやら「俺を淫らにさせてるのは、将軍だぜ?」という台詞を言わせたかったようだ
惇兄いわく、殺意と情欲がごちゃまぜになった瞬間、ルパンはとても良い顔をする…らしい(え?)
危うくこのネタを漫画にするとこだったが自重した
他には「丕ル」と「司馬ル」を漫画にしたいと思った(裏行き決定)






  偽りの言葉
夏侯惇「次元に会いたいか?」
ルパン「ん?なんでそんな事、聞くんだ?」
夏侯惇「離れていては辛いだろう」
ルパン「将軍がいるから平気さvこうして慰めてくれるし(笑)」
夏侯惇「お前は偽りの言葉しか吐かない」
ルパン「本当だって!」
夏侯惇「どうだか」
ルパン「愛してるぜ、将軍」
夏侯惇「それも偽りだな」



嘘つきは泥棒の始まり






  今夜はキスだけ
「なぁ、将軍…今夜はしねぇのか?」
「毎晩では貴様の身体が持たんだろう」
「あら?将軍ってば、そんな事まで気遣ってくれてんだ」
「そういう訳では…」
「じゃあ今夜はキスだけね」

確かに口付けは上手い
意識を飛ばされそうになる


ちなみにキス回数一位はフランスで一日約7回だそうです
フランスの血が入ってるルパンも、やはり回数は多いのか?(笑)






  三角関係 (惇ル+次)
次元「毎日ルパンとお楽しみって訳か?(怒)」
夏侯惇「馬鹿を言うな。奴が求めて来た時だけだ」
次元「あぁ!?」
夏侯惇「どうせ何か策略があって俺に媚びを売ってるんだろう」
次元「てめぇ!ルパンを泣かせたら容赦しねぇからな!!」
夏侯惇「鳴かせてはいない。口は塞いでいるからな」
次元「何だと!!?」
夏侯惇「声を出したくないらしい」
次元「もう我慢ならねぇ!!てめぇだけは何があろうと俺が撃破してやる!!」


次元、激昂!!






  湯けむり桃源郷
ルパン「あ〜ぁ…許昌だと風呂入る時まで監視尽きなのね…」
夏侯惇「当然だ。貴様は罪人だからな」
ルパン「あのさ、何だか将軍に見られてると興奮しちゃうんだけど?」
夏侯惇「まったく…!貴様は、淫らな男だ!!よくもそんな台詞が言えるな!!(怒)」
ルパン「ははっ!その言葉責めも堪らねぇぜ。もっと言ってくんない?(笑)」
夏侯惇「………!!」
ルパン「お次はシカト?将軍も案外、テクニシャンなのねv(笑)そんなに焦らされると、俺もうイっちまいそうだぜ?」
夏侯惇「くっ…!」
ルパン「なぁ!俺の裸、どぉ?将軍も興奮しちゃう?」
夏侯惇「ふんっ…!」
ルパン「おや?俺から片時も目を離さないんじゃなかったのか?そんなんじゃ監視役失格だぜ、将軍!しっかり見ててくんなきゃ、俺のことv」
夏侯惇「貴様には付き合い切れん…!!」
ルパン「そりゃないんじゃない?将軍のせいで俺の身体はこんなに熱くなってんのによ。どうしてくれんの?」
夏侯惇「知るか!!」

ルパン「ねぇねぇ、将軍v将軍も入ったら?」
夏侯惇「何!?」
ルパン「毎晩、俺の監視で風呂入るヒマもないだろ?一緒にど〜お?」
夏侯惇「ふんっ!誰が盗人と共に湯など浴びるか!!身が汚れるわ!!」
ルパン「ひっど〜い!そんな言い方ってないんじゃない?せっかく誘ってるんだから、将軍も一緒に入りましょうよv」
夏侯惇「断る!!」
ルパン「そんな事言わないでさ!俺ばっかり楽しむのも何だし、将軍のも慰めてあげよっか?」
夏侯惇「慰める?」
ルパン「将軍も随分ご無沙汰でしょ?」
夏侯惇「貴様…!!」
ルパン「来なよ、将軍…桃源郷に連れて行ってやる」